ヒナラン属は、Amitostigmaから本属に変更した。また、
ミヤマモジズリは、従来、Neottianthe 属とされていたが、本属に編入した。

分布

 世界では、温帯アジアを主として、55種が布する。

ヨーロッパ・・・・1種
温帯アジア・・・51種
熱帯アジア・・・・9種

(注)Kew WRLD CHECKLIST による。「種」には変種なども含まれる。(2015/11/13調べ)

 日本には、下記の種が自生する。四国で確認されているものには、赤い点をつけた。

ミヤマモジズリ P. cucullata

ヒナラン P. gracilis

イワチドリ P. keiskei

コアニチドリ P. kinoshitae

オキナワチドリ P. lepida

生態・形態

地生。地下に球状の塊根があり、 それから茎が直立して、1〜4枚の葉をつける。 葉は、線形〜披針形。 茎の上部に多数の小さな花を穂状につける。 冬には地上部が枯れる(夏緑性)。

inserted by FC2 system