分布

 世界には、ヨーロッパおよび温帯アジアを中心におよそ114種が分布する。

ヨーロッパ・・・90種
アフリカ・・・・・6種
温帯アジア・・・27種
熱帯アジア・・・・8種
北アメリカ・・・・4種

(注)Kew WRLD CHECKLIST による。「種」には変種なども含まれる。(2015/11/13調べ)

 日本には、次の種が自生する。四国では赤い点をつけた2種が確認されている。

カキラン E. thunbergii

エゾスズラン E. papillosa

ハマカキラン E. helleborine var. sayekiana

ハマカキランはエズクズランと同種とする説がでている。

生態・形態

 地下茎から、まっすぐに地上に茎をだす。卵形〜披針形の葉を互生する。 茎の上部が花茎となり、総状に花をつける。 冬には地上部は枯れる。

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