分布

 世界には、熱帯アジアを主として、広くおよそ452種が分布する。

ヨーロッパ・・・・・・3種
アフリカ・・・・・・76種
温帯アジア・・・・・85種
熱帯アジア・・・・263種
オーストラリア・・・12種
太平洋諸島・・・・・31種
北アメリカ・・・・・16種
南アメリカ・・・・・36種

(注)Kew WRLD CHECKLIST による。「種」には変種なども含まれる。(2015/11/13調べ)

日本には、次のような種が自生する。四国で確認されているものには、赤い点()をつけた。

ササバラン L. odorata

キバナコクラン L. sootenzanensis

コクラン L. nervosa

ユウコクラン L. formosana

シマササバラン L. bituberculata var. hachijoensis

スズムシソウ L. makinoana

セイタカスズムシ L. japonica

フガクスズムシ L. fujisanensis

クモキリソウ L. kumokiri

ジガバチソウ L. krameri var. krameri

ヒメジガバチソウ L. krameri var. shichitoana

ギボウシラン L. auriculata

クモイジガバチソウ L. truncata

コゴメキノエラン L. elliptica

チケイラン L. bootanensis*1

コウライスズムシソウ L. koreana

コバナチケイラン L. elegans

シテンクモキリ L. purpureovittata*2

*1 分布地域に四国を含める説(野生ラン 平成3/4/1 家の光協会発行)もあるが、通説は九州南部以南としている。
*2 2008年発表の新種 Liparis purpureovittata(Orehidaceae)-aNew Species from Japan

生態・形態

 地生種と着生種とがある。球形〜棒状の球茎(バルブ)に2・3枚の葉をつけるが、冬季に葉を落とす落葉性の種とそうでない常緑性のものがある。
球茎も毎年更新するものもあれば、数年は残るものもある。
 温帯の日本に自生するものの多くは、地生で落葉性であり、球茎も毎年更新する。しかし、フガクスズムシソウは着生種であり、コクランは球茎と葉が数年残っている。
チケイランやコゴメエノキランなどは(亜)熱帯的な地域にあり、着生種で常緑性である。 「世界のラン科植物」 Liparis のページを参照してください。

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