分布

 アジアを中心におよそ108種が広く分布する。

ヨーロッパ ・・・・・1種
アフリカ・・・・・・9種
温帯アジア・・・・34種
熱帯アジア・・・・56種
オーストラリア・・・3種
太平洋諸島・・・・・7種
北アメリカ・・・・・9種
南アメリカ ・・・・13種

(注)Kew WRLD CHECKLIST による。「種」には変種なども含まれる。(2015/11/14調べ)


 日本には次の種が自生する。四国で確認されているものには赤い点をつけた。

ミヤマウズラ G. schlechtendaliana

オオミヤマウズラ G. classifolia

ベニシュスラン G. biflora

シュスラン G. velutina

アケボノシュスラン G. foliosa var. laevis

サイシュウシュスラン G. velutina

ツリシュスラン G. pendula

ハチジョウシュスラン G. hachijoensis
              var. hachijoensis

ツユクサシュスラン G. foliosa var. foliosa

ヒメミヤマウズラ G. repens

キンギンソウ G. procera

ナンバンキンギンソウ G. rubicunda

ヒゲナガキンギンソウ G. longibracteata

カゴメラン G. hachijoensis var. matumurana

オガサワラシュスラン G. boninensis

ナンカイシュスラン G. augustinii

シマシュスラン G. viridiflora

ヤブミョウガラン G. fumata

生態・形態

 地生種であるが、ただ1つの例外がツリシュスランであるといわれている。
 茎は地表を這い、先が立ち上がって上部が花茎となる。
 花はベニシュスランのように2・3個つける種から、ツリシュスランやハチジョウシュスランのように多数の花を穂状につけるものまである。
 葉は卵形や楕円形のものが多く、ビロード状で美しい網目模様を作るものもある。

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