エビネと廃屋

 林道に車を置いて、急な坂道を20分ぐらい歩いたとき、目の前にエビネが咲いていました。 咲き誇るエビネ。 背景に見えるのは廃屋。 咲き誇るエビネ。 背景に見えるのは廃屋。 近くにはもう崩れかけた廃屋があります。  家人がまだここで生活していたとき、数株のエビネを山で採ってきて植えたものでしょう。
 ここは昔は10数軒あった小さな部落でした。私の小・中学校の同級生が二人もいました。
 数年前に最後の一軒も山を降り、今はすべて廃屋となって自然に還ろうとしています。 エビネも自然に還って、この春も咲きほこっています。

2007/5/5

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