拾ったら、カシノキラン!
谷沿いの山道を歩いていると、良くカヤランが落ちています。特に道に落ちた杉の枝にくっ付いています。 この日もいつもの調子で「カヤランかな」と思って手にとった杉の枝に、 なんとカシノキランが花を付けていたのです。 落ちていたカシノキラン 落ちていたカシノキラン名は、「樫の木蘭」ですし、図鑑にも、カシノキランは「常緑広葉樹林の樹幹に着生する」と書かれています。 杉の枝にカシノキランが着いているのは、私には意外でした。
カヤランとは、姿は一見似ています。これまで、カヤランと思って見過ごしてきたものの中に、 もしかするとカシノキランがあったかも知れないと、いま思っています。
ところで、杉は、カシノキランにとって格好の住処でしょうか、それとも、植林で広葉樹が減ったため追われて、ここに居を構えたのでしょうか。
2005/8/21