ツチアケビの実を喰うものは?
「無数の小さなタネを風に乗せて飛ばす」という
鳥が啄ばんだか、動物が齧ったか
鳥が啄ばんだか、動物が齧ったか
1mm方眼紙に載せて撮影。
他のランと比べると大きめのタネと澱粉質の果肉が詰まっている。 1mm方眼紙に載せて撮影。
他のランと比べると大きめのタネと澱粉質の果肉が詰まっている。
ラン科の大原則?に反するのが、ツチアケビです。
他のランと比べると大きめのタネと澱粉質の果肉が詰まっている。 1mm方眼紙に載せて撮影。
他のランと比べると大きめのタネと澱粉質の果肉が詰まっている。
ツチアケビの果実は、ほんとにアケビの実に近い大きさで、一株にたくさんの実をつけますが、熟しても割れ目はどこにもできません。 タネも、ほかのランに比べると極端に大きくて風で飛びそうもありません。
それでは、どうやって種まきをするか?ということですが、どうもはっきりしません。 「果実をキジバトがついばんでいるところを見た」と朝日百科植物の世界に書かれているのが唯一の情報です。
鳥が啄ばんだ、あるいは小動物が齧ったという証拠の写真はあるので、これが種子の運び屋だろうと想像していますが・・・
2009/ 1/ 9
追記: 最近になって、ツチアケビを啄む鳥の正体が解明されました。
光合成をやめたラン科植物ツチアケビにおける鳥による種子散布 −動物に種子散布を託す初めてのラン科植物の発見−
2019/3/8