和名 アオチドリ  青千鳥
学名 Dactylorhiza viridis var. virescens Muhl. ex Willd.
Coeloglossum viride var. virescens (Muhl. ex Willd.) Luer とする説もある。
分布 北海道、本州(中北部)、四国(剣山系、東赤石山系)。外国では、中国北部からウスリー、カムチャッカを経て北アメリカ冷温帯。
生態と形態 高地の湿った冷温帯の樹林に生える。
茎は、高さ15〜40cm、中ほどに2〜4枚の葉をつけ、上部に多数の花をつける。葉は長楕円形〜広披針形で縁が波打つ。苞が花より長く外にでて目立つ。 ▼ 花の形態をみる。
@=背萼片
A=側萼片
B=側花弁
C=唇弁
D=蕊柱

萼片と側花弁は、長さ約7o、緑色。
唇弁は、茶紫色で、長さ約10oで、先端が浅く3裂する。
距は、長さ2.5o(左の写真では見えない)。

花期 6〜7月


2006/6/13

花が咲くころには、アオチドリの葉は周りの雑草に覆われて見えないこともある。


2008/5/17

花茎が伸び始めていた。

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