普通のクロヤツシロランと見比べてみる
クロヤツシロラン(左)とベンガラヤツシロラン 人間の目というのはあてにならないものだが、並べて見比べると違いが良く判る。 左の写真は、普通のクロヤツシロラン(左)とベンガラヤツシロランを並べたものだ。一番上の写真は、標本を採取した際に、紙の上に並べて撮ったものだ。 だから、ホワイトバランスなどの条件は同じである。
次のは、両者が共生している場所で、撮影したものである。 普通のクロヤツシロランが黒褐色であるのに対して、 ベンガラヤツシロランのほうは赤褐色であることが見て取れる。
最後に、果実期を比較した。開花期ほどその差は明瞭ではないが、果実もベンガラヤツシロランは赤味が強い。 また、果柄(花柄が伸びたもの)にも、色の違いがある。
2017/4/17