和名 ガンゼキラン 岩石蘭
葉に黄色の斑点が入るものをホシケイと呼ぶ。
学名 Phaius flavus (Blume) Lindl.
分布 本州(静岡県、紀伊半島)、伊豆諸島、四国、九州、琉球。外国では、台湾、フィリピン、マレーシア、インドなど熱帯・亜熱帯地域に広く分布する。
生態と形態 常緑広葉樹の林床に生える。杉林では栽培されたものが見られることが多い。
円錐体の球茎(バルブ)が古いものから順に並び、新しいものは3〜5枚の葉をつける。葉には縦じわがあり、
黄白色の斑点が入るものもある。これをホシケイラン f. punctatusと呼ぶ。
春、偽鱗茎の下部から太い花茎をだして、淡黄色の花を5〜18個咲かす。
花期 5月〜6月
杉林の中に群生しているガンゼキラン。黄色い蕾をつけた花茎が立ち上がっていた。 一輪だけ木漏れ日の中で、花を咲かせていたが、いっせいに開花した様子を想像するだけでもうれしくなる。
一輪だけ咲いていた。
昨年の果実の殻もあった。
山深い谷川のすぐ側に1株だけあった。2年続けて開花期に訪問し、撮影しが、3年目にはなくなっていた。 あまりにも谷に近かったので、大雨のとき流されたかも知れない。
山奥の車道の終点に車を置いて、細い道を登る。一軒の家の側を過ぎて間もなく、ガンゼキランの群落があった。
もとは、家人が植えつけたものかも知れないが、今は人手を離れて野生化していた。
葉に、星を散りばめたように、黄色の班点があるのは、ホシケイと呼ばれる。
ここへは、5年前にも来たことがある。その時は、4月だったので蕾もなかったが、数十株はあったように記憶している。
今年、満開を期待して来てみると、5株ほどがまばらに生えているだけで、そのうちの2株が花を咲かせていた。
もとは、地元の方々が植栽したものらしいが、これから先、株数は回復していくのか、消滅してしまうのか・・・
20分ほど山道を登ったところに2軒の人家があって、すぐ側の山の斜面に生えている。
6年前に見つけたが、人が捨てた株がここに根付いた、という感じだった。
順調にいけば、株数も増えているはずだか、むしろ小さくなっている。この乾燥した土地は、ガンゼキランにとっては住みにくいかも 知れない。
果実期
山奥の車道の終点に車を置いて、細い道を登る。一軒の家の側を過ぎて間もなく、ガンゼキランの群落があった。
もとは、家人が植えつけたものかも知れないが、今は人手を離れて野生化していた。
葉に、星を散りばめたように、黄色の班点があるのは、ホシケイと呼ばれる。
ここへは、5年前にも来たことがある。その時は、4月だったので蕾もなかったが、数十株はあったように記憶している。
今年、満開を期待して来てみると、5株ほどがまばらに生えているだけで、そのうちの2株が花を咲かせていた。
もとは、地元の方々が植栽したものらしいが、これから先、株数は回復していくのか、消滅してしまうのか・・・
20分ほど山道を登ったところに2軒の人家があって、すぐ側の山の斜面に生えている。
6年前に見つけたが、人が捨てた株がここに根付いた、という感じだった。
順調にいけば、株数も増えているはずだか、むしろ小さくなっている。この乾燥した土地は、ガンゼキランにとっては住みにくいかも 知れない。
果実期