和名 キエビネ 黄海老根 花の色に由来する。
学名 Calanthe striata R.Br. ex Lindl.
なお、カラー版 野生ラン(家の光協会出版)では、 Calanthe sieboldii Decne. を、 日本のラン ハンドブック @ 低地・低山編では、 Calanthe citrina Scheidw.を当てている。
分布 本州(静岡県以西)、四国、九州。外国では、中国湖南省、台湾、朝鮮済州島。
生態と形態 暖温帯の常緑広葉樹林や杉林に生える。
地中浅くに、新旧球茎が連なり、春、新しい球茎から2〜3枚の葉をだす。
花茎はその中から伸びて30〜60cmとなり、上部に黄色い花を10〜15個つける。
エビネと比較して、全体として、大型である。 ▼ 花の形態をみる。

@=背萼片
A=側萼片
B=側花弁
C=唇弁
D=蕊柱

萼片と側花弁は、長さ約25〜35o、狭卵形、黄色。
唇弁は、黄色で、長さ20〜25oで3裂し、中央裂片の先端は小さく尖る。
距は、長さ約5o(写真では見えない)。

花期 4〜5月


2017/5/8
2017/5/8
2009/5/6

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