和名 キンラン 金蘭 花の黄色を金にたとえた。
学名 Cephalanthera falcata(Thunb.) Blume
分布 本州、四国、九州、伊豆諸島。外国では、朝鮮半島、中国東南部。
生態と形態 暖温帯の落葉広葉樹林やマツ林に生える。
5〜6(〜8)枚の葉をつけ、花期の高さは20〜40(〜80)cmとなる。
葉は、固く厚みがあって、縦じわが目立つ。
花は3〜12個(花を付けない株もある)、上向きに咲くが平開しない。花色は黄色で、唇弁には橙色の線がはいる。 ▼ 花の形態をみる。

@=背萼片
A=側萼片
B=側花弁
C=唇弁
D=蕊柱

花被片は、黄色、約15oで、ほぼ同じ長さで、蕊柱を囲んでいる。
唇弁には赤褐色の模様が入り、後部は短い距となる。(左の写真では確認できない。)

花期 4〜6月


2008/5/25 2006/5/5 2008/5/11 2008/10/4

果実期

2004/9/21

果実


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