サギソウより背が高く、花数も多いのですが、花色が地味で周りの緑に溶け込んでしまいます。 探し回ってやっと、下から1番目と2番目の花が咲いている株に出会えて幸せでした。
ここは、沼地を350年ほど前に開拓して水田としたのですが、腰まで水に漬かるため、大変な苦労だったそうです。 戦後の減反政策が始まると、真っ先に休耕田となったのでしょう。やがて、自治体が買い上げ、高層湿原を観光資源に売出し中ということのようです。 宣伝パンフレットには、60種の珍しい植物が載っていますが、もとから自生しているものもあれば、サギソウのようにいったん絶滅して、移植復元したものや、後から誰かがもち込んだものもあるようです。
サギソウとミズトンボとでは、開花時期に相当のずれがあります。両方を一度に撮るのは、少し無理がありました。10日ぐらいしてもう一度行くか。
2007/8/13
ちょうど10日たって湿原へ行きました。今度は8分咲きで絶好の状態でした。
2007/8/23