クモキリソウ と比較する。
外観の形および色を肉眼でも確認できる範囲で比較しました。左=クモキリソウ、右=シテンクモキリ 左=クモキリソウ、右=シテンクモキリ
クモキリソウに比べて、シテンクモキリは小型であり、花数も少ない。 @ 全体としてクモキリソウに比べて、シテンクモキリは小型であり、花数も少ない(4〜14個)。
左=クモキリソウ、右=シテンクモキリ 左=クモキリソウ、右=シテンクモキリ唇弁は、クモキリソウが強く反巻きする(「つ」の字の形になる)の対して、
シテンクモキリは強く巻き込むことはない。 A 唇弁は、クモキリソウが強く反巻きする(「つ」の字の形になる)の対して、シテンクモキリは強く巻き込むことはない。
(花の正面から見たとき、シテンクモキリの唇弁の先端部は良く見えるが、クモキリソウのそれは裏側に巻き込まれていて見ることは難しい)
B クモキリソウは緑一色である。これに対して、 シテンクモキリは萼片、側花弁、花柄子房が赤紫色を帯びる。唇弁は全体が薄緑色(ごく淡い赤紫色を帯びることもある)が、基部中央の窪みだけは濃い赤紫色である。
ただし、クモキリソウと同じように緑一色の個体もあるので、色彩は決め手にはならない。
2014/10/8