和名 ヤクシマネッタイラン 屋久島熱帯蘭 
屋久島で発見されたことに因む。
学名 Tropidia nipponica Masam.
分布 四国(高知県)、九州、奄美諸島。外国では、台湾。
生態と形態 常緑広葉樹林の林床に生える常緑種。
 細く硬い茎は高さ10〜25cmとなり、数枚の葉をつけ、頂に6〜10個の花を咲かす。 葉は縦じまが目立つ。
花期 6月〜7月


2012/7/18

 四国では、太平洋に突き出た岬の常緑広葉樹林に生えている。 ネッタイラン属のこの花は、亜熱帯的な気候が好みである。

 ほぼ満開の状態。雨や風の災難に合わない幸運に恵まれない時に、短期間だけ見られる。


2012/7/13

 花時に、大雨や大風に合うとやられてしまう。無事に咲いたとしても、その期間は短い。

唇弁が上になる。


2012/7/15

 花は、下の方から上へと順に咲いていく。上部は蕾であるが、下部の3輪はもう萎れていた。

 一番上の花だけが咲いている。 下の方は、落花して苞葉だけ残っている。なかなか結実することができないようである。

2009/8/21

花はぜんぶ落ちて、二つの花軸だけが残っている。果実は一つもない。

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