和名に「チチコグサ」がつく種の比較

在来種のチチコグサに似ていて、和名に「チチコグサ」がつく種が外国から続々と入ってきている。
高知県植物誌(2009年3月発行)では、 チチコグサモドキ、ウスベニチチコグサ、タチチチコグサ、ウラジロチチコグサが帰化種として記録されている。

チチコグサ 総苞は褐色を帯びる。
頭花は茎の先端に密集する。
葉の表面は緑色、裏面は白い軟毛で覆われる。
チチコグサモドキ 全体に白毛が生える。
葉はへら形、先端は鈍頭で微突頭がある。表面は毛が少なく緑色にみえ、裏面は毛が多く灰緑色に見える。
頭花は、短い穂状〜やや団塊状に、茎の上部の葉脇につく。
ウスベニチチコグサ 総苞は紅桃色
全体が白毛に覆われる。
葉はさじ形で、茎に沿うようにつく。
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