2016/11/20 @高知県

海岸に近い場所で、トベラなどの根に寄生する。四国では、最近になって発見された。

花穂は卵型で、雄花と雌花と両方を付ける。新しい花穂(手前)は、全体が白っぽく、古くなると黒っぽくなる。

 花穂の表面を覆っている白い、臼歯のような形のものは小棍体と呼ばれる。

 小棍体の隙間から覗いているひげが、、子房は、表面からは見えない。 雄花は、花穂の表面から突出していて、雄蕊花柄がはっきりと見られる。

 花穂が古くなると、黒っぽくなるのは、ひげ(雌花の花柱)がこげ茶色になるのと、雄花の萎れた跡が黒くなるためである。(小棍体だけは、変わらず白い。)

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