和名 キソチドリ 木曾千鳥
学名 Platanthera mandarinorum
ssp. ophrydioides var. monophylla
分布 本州(中部以南)、四国、九州
生態と形態 大型の葉は1〜2枚で、基部は茎を抱き、卵形〜狭卵形。 ▼ 花の形態をみる。
@=背萼片
A=側萼片
B=側花弁
C=唇弁
D=距
E=蕊柱

背萼片は、約6mm。
側萼片は、約10o、横に拡がる。
側花弁は、萼片と同じ長さで、上方に伸びる。
唇弁は、約10o、やや後方に曲げって下垂する。
距は、約12o、後方に伸びる。

花期 6月〜7月


2007/8/1

 高知県植物誌では、「高知県内で見られるものでは葉の形がそれほど細くない」として、 ナガバノキソチドリ f. austrais に分類されている。
 しかし、この葉の形を「ナガバ」と呼んで、強いて品種扱いするには無理がある。

花の正面。下から見上げるように撮った。

谷から吹き上げる風にのって飛翔しているよう。

花の背後。上から見下ろすように撮った。

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