和名 ナギラン 梛蘭 葉が梛の葉に似ている。
学名 Cymbidium nagifolium Masam.
なお、Cymbidium lancifolium Hook. は、別種のオオナギランに充てることが適当であるとする説( 日本のラン ハンドブック )に従った。
分布 本州(千葉県以西)、四国、九州、琉球列島、伊豆諸島。外国では、朝鮮済州島。
生態と形態 常緑広葉樹に生える。
茎は、新旧が並立して連なり、1〜3枚の葉をつける。 葉は角質で、はっきりした長い葉柄があり、先端部に細かい鋸歯がある。
花茎は、茎の基部の鞘状葉の間からでて、長さ10〜25cmとなり、2〜5個の花をつける。 花は、全体として白色であるが、唇弁に紫紅色の斑紋がはいる。 ▼ 花の形態をみる。
@=背萼片
A=側萼片
B=側花弁
C=唇弁
D=蕊柱

萼片は、長さ20〜30o。
側花弁と唇弁は、萼片の半分ほどの長さで、白地に紫褐色の模様が入り、蕊柱を囲む。
蕊柱は、長さ約13o。

花期 7〜8月


2012/7/10
2011/7/13
2006/12/1

果実


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