従来、ラン愛好家の間ではガクナンと呼ばれ、ミヤマウズラの変わった種類として認識されていたようです。
私も前から、大型のミヤマウズラにときどき出会い、気になっていましたが、この様な名が付けられていることは知りませんでした。
「レッドデータブックあいち2009」には、ミヤマウズラと比較して、その違いが次のように書かれています。
全体に大型、
葉は白斑の入らないことが多く、
花は大きくて平開せず、互いにややはなれてつき、
花期も半月以上遅い。
葉は白斑の入らないことが多く、
花は大きくて平開せず、互いにややはなれてつき、
花期も半月以上遅い。
花が平開しない点では、ミヤマウズラとは大きく異なり、むしろシュスランやアケボノシュスランなどに似ています。 おそらく、この事からシュスランとの雑種だとする説が生まれたものと思われます。
また、花と花との間隔があいて間延びした感じをうけます。アケボノシュスランは団子状ですし、シュスランとミヤマウズラも間隔を空けず並んでいます
2011/9/26