和名 サルメンエビネ 猿面海老 
唇弁を猿の赤い顔に見立てたもの。
学名 Calanthe tricarinata Lindl.
分布 北海道、本州、四国、九州。外国では、台湾、ヒマラヤなど。
生態と形態 深山の涼しい林床に生える常緑の多年草。
地下に浅く球茎(バルブ)が連なり、春、新しいものから3〜4枚の葉をだす。 花茎は新葉が展開しないうちに、その中から伸びて30〜50cmとなり、上部に7〜15個の花を咲かす。
▼ 花の形態をみる。
@=背萼片
A=側萼片
B=側花弁
C=唇弁
D=距
E=蕊柱

萼片は、淡黄緑色、長さ20〜25o。
側花弁は、同色でやや短い。
唇弁は、萼と同長、紫を帯びた茶色、3裂するが側裂片は極端に小さい。
距はない。

花期 5月〜6月


2008/5/17
2012/5/13
2012/5/13

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