分布

 世界には、温帯アジアを中心におよそ30種が分布する。

ヨーロッパ・・・・9種
アフリカ・・・・・3種
温帯アジア・・・22種
熱帯アジア・・・・8種
北アメリカ・・・・1種

(注)Kew WRLD CHECKLIST による。「種」には変種なども含まれる。(2015/11/13調べ)

 日本には、次の種が分布する。これらは、すべて四国での自生も確認されている。

キンラン C. falcata

ギンラン C. erecta

ユウシュンラン C. subaphylla

クゲヌマラン C. alpicola var. shizuoi

ササバギンラン C. longibracteata

生態・形態

 地生種で、冬季には地上部がかれる。
春に地上に直立の茎をだし、上部に花をつける。葉は互生する。
ユウシュンランは半腐生ランで花を咲かせる株だけが地上に現れるが、キンラン属全般にラン菌への依存度が高いようである。

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